パタヤ中心街から北に行ったナクルアで、バイクに乗った夫婦が火炎瓶を投げつけられ重度の火傷となったとのこと。
　ちょうど交差点での出来事であったためか、犯行の一部始終が録画され実際の犯行を行った17歳2名を含む10人の十代青少年(含むカンボジア国籍の少女）が逮捕されました。

　犯行グループの供述によれば
・対抗するグループへの攻撃だったが、関係のない人を襲ってしまった
・火炎瓶の作り方はネットで知った
　とのこと。

　このブログではまだ青少年の抗争騒ぎをあまり取り上げていませんが、新入生「歓迎」の新入生しごきや、本件のような地域/民族/階層を異にする青少年の抗争など、「悲惨」の一言を言うしかないような事件が日々起きています､､､この点で今の日本は平穏な国だと思います。

　ちなみに火炎瓶をモロトフカクテルというそうです。
　フィンランドに対して無差別爆弾攻撃を行ったロシアの行為に対して、当時のロシア外相モロトフが、「資本主義に搾取されるフィンランド人民のために赤色空軍はパンを投下している」と国際連盟で演説したとのこと。
　フィンランド人は抵抗戦で火炎瓶攻撃を行い、これはモロトフのパンに対する返礼だとして、モロトフカクテルと称したとのこと。