タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ_歴史的写真グループ

 最近、フェイスブックでいくつかの新しいグループに参加。
 เรื่องเล่า ภาพเก่าในอดีต(古い写真に秘められた過去の物語、、、意訳)というグループ。
 名に示すように古い写真を持ち寄って共有の記憶資産にしようという主旨のようです。

เรื่องเล่า ภาพเก่าในอดีต
上記は、1971年に撮影された写真です。ちょうど50年前ですね。
パット見て、下記であることはわかりました。

ワット・チェディ・ルアン | 【公式】タイ国政府観光庁


 ワット・チェディ・ルアン=寺・仏塔・国王という名前の寺院で、タイは王国ですから、どこにでもあるような名前でありながら、チェディ・ルアンといえばここになります。
 チェンマイを代表するというか、タイを代表する仏教遺跡です。


 仏教遺跡なりヒンドゥー遺跡なり、タイで遺跡巡りをしていますが、基本、このような石造りの遺跡を見ることになります。 

 上2枚の写真と同じところのナーガ神像です。
 石造の黒カビは強酸や強アルカリで洗うことにより、元の岩の表面が出てきます。現地で見た時、岩肌が白っぽいので薬品処理したのかな?と思いましたが、一番上の写真と対比すると作り替えられたようですね、、、


 現時点で信仰の対象ではないというか、信仰の対象でなかったが故に、石像が崩壊、放置、土草まみれだったわけですよね、、、だったら更なる腐食崩壊を防ぐために土草は取り除くにして、石像は壊れたままにしておくのが、文化財保護的な正しい扱いだったのでは?と思うわけです。


 もちろん、この石像も修復後100年、200年経てば、それなりに文化財的な意味合いは出てきますが、1391年創建当時のものではないわけで、タイの石造遺跡に立つといつも「どうなんかな、、、」と思うことを、今日もまた感じています。

 同じチェディ・ルアンを45度、方向を変えてみたもの。
 実に立派な仏塔ではあります。「国王の」という名を冠するにふさわしい仏塔です。