タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ政府 ホテル外国人価格導入を検討

 タイが、外国人観光客に不人気な、「外国人に対する二重価格」、、、外国人が国立公園を
利用しようとすると、タイ人の5倍くらいの料金を支払う、、、制度を、ホテル料金にも
導入しようとしています。


 タイ国内を旅行するタイ人に対しては、50%程度の政府からの払い戻しがあり、タイ人の
国内旅行が高水準に維持されています。まあ発想としては、日本で行われている「Go To」とか「県民割」みたいなものですけど、それに見合う政府の原資は尽きつつあります。


 そこでタイの観光スポーツ省は、ホテル業界と会合を持ち、外国人観光客に対する料金を
高く設定し、タイ人に対してはホテル側から割引の料金を提供するよう提案したとのこと。


 観光スポーツ省の弁として、
・外国人観光客向けの料金を高めに設定するのは、サービスの基準を維持するためであり、
国の観光ブランドを高める
・Covid-19の間に引き下げられた料金は、タイ人の国内観光の勢いを維持するために、
タイ人に対してのみ維持される


 会合では、ホテル業界からの即答は無かったが、観光スポーツ省としては、まもなく、
二重価格設定計画について協議を開始する予定とのこと。


++++++
 タイとしては、自分たちのタイは貧しい国である、だから、外国を旅行する富める旅行客
から割増の金を貰う、なぜいけないのだ、、、という、考えなんでしょうけど。


 百歩譲って、タイ人の税金でサービスが提供される国立公園なら、わからないわけではな
い理屈ですけど、いつまでタイは「自分たちは貧しい国だ」と言い続けるのでしょうか?


 個人的な推量ですけども、国立公園の二重価格問題って、多分、ほんの一部の人しか知ら
ないことなのではないかと思っています、、、ツアー会社が払っていたり、そもそも国立公園
を利用しない外国人観光客が多いですから。
 でも後で気が付きましたが、バンコクの有料寺院も外国人価格でしたね、、、


 ホテルの外国人割り増し価格制度は、影響大きいと思います。
 押しなべて全外国人旅行客を対象とするわけですから。