昨晩の星見
昨晩、6月の一時帰国で購入したマイクロフォーサーズCMOSカメラを初使用。
天文界隈ではファーストライトと言います。
使い始めるまで2カ月もかかりました、、、毎晩、雲雲雲だったため。
昨晩はほぼ終夜、雲が出なかったため、月のない前半で電視観望。
左中ごろにあるのがM20(三裂星雲)で、右下がM8(干潟星雲)。
CMOSのサイズがマイクロフォーサーズなので、従前より画角が倍以上になり、
二つの星雲が一度に納められました。
画角が広くなってよくなったのは、多少、位置がずれても導入が楽になったこと。
これで露出が3分半程度。意外と写ったと思うべきか、この程度かと思うべきか。
Hα線という赤い光のみを透過するフィルターを使用。その他の光をカットしているため
全体的に暗くなっているので、10分程度は時間を掛けるべきだったと反省。
トリミングしたもの。
大きな星雲なのでトリミング拡大しても微細な構造がよく見えます。
こちらは三裂星雲です。
3つに分かれているところは見えますが、ちょっと無理やり感があります。
この日使った鏡筒は焦点距離400㎜のところ、レデューサーを使って280㎜まで短くし、
広角にして使っています。
一つ一つをよく見ようとしたら400に戻してもいいのかなと思ったところです。
こちらは、従来カメラで撮影したω(オメガ)星団。1000万個の星の集団です。
昨晩からバーティノフマスクという星のピントを合わせる機材を使っており、
手前側の星1個1個が分離して撮影できています。




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