反政府活動家 仏道修行を兵役忌避の手段に使わず
一時期、反政府活動家として著名な存在であり、現時点では仏道修行中の写真の男性は、政府からの徴兵検査招集に対して応じなかったことにより、罪に問われることになると徴兵手続きを行う機関から告発されていました。
男性によれば5月に仏教関連のパーリー語の試験があり、これを終えれば徴兵検査に応じると主張。合わせて、仏道修行を行っているということを、兵役義務忌避の手段としては使わないと表明。
タイでは仏教僧は徴兵の義務はないようです。
この男性の場合、徴兵回避の手段として仏道修行を行っていると徴兵担当機関は見なし、彼が徴兵検査に応じない不可避な要件は無いと判断しているようですが、タイ軍のスポークスマンによると、この件で男性に逮捕状が執行されることはないとのこと。
結局、
・現時点で修行中であり徴兵義務はない。
・ただしパーリー語の試験を終えれば、一旦、還俗して徴兵検査を受ける意思を示している
・よって軍としては深追いせず、素直に徴兵検査を受ければ、現時点での状態は不問にする
となったようです。
軍人や警察官が不祥事を起こして、訴追を逃れるために出家することは実際にはよくあることであり、仏教国タイとしては寺院管轄になってしまうと、軽々に犯罪者として訴追できないということがあるようです。
犯罪が重罪犯罪でない限り、軍として強硬な措置をとれない、、、ということのようです。
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