タイの青酸カリ連続殺人事件 被害者は20名超え?
ちなみに、容疑者のニックネームは「アム」、よってアム・シアン。
被害者は20名超えい?
・容疑者の銀行口座を捜査した結果、数万バーツから数十万バーツの不審な送金が数多くあり、その送金口座を確認したところ18~20人程度の人物が送金直後に死亡していることが判明。
・最新の警察発表だと15人までが現時点での捜査対象で、これに加えて11人の殺害情報が警察に届いているとのこと。
・タイではおなじみの小規模金融に参加していたとのこと。毎月一定額を積み立て、金を借り出したい人の内、最高金利を示したものが借りだせるというもの。容疑者は借りたものの返していないとのことで、被害者数人はこの関係者。
・ある被害者は容疑者が行っていたとされるサプリ販売業への投資話をするといって出かけていき、市場で倒れているのを発見される。二人のチャット記録が残っている。
・ある被害者は産後、肥満に悩んでおり、容疑者が扱うやせ薬を容疑者から入手すると警官である夫に語っていた。
・ある学識経験者によれば、このシアン化合物殺人事件前までは、タイの通販サイトでは簡単にシアン化合物を購入できたが、事件発覚以降ほとんどのサイトが閉じられたとのこと。
・容疑者の荷物から見つかった薬物はシアン化化合物を中和させる薬品であることが判明。
警察関係者も証拠隠滅に協力?
・殺人を行ったという過去事例のうち幾つかで、警察の制服を着た男が保安カメラCCTV装置を切断する模様が記録されている
・元夫は警察署副署長であり、この信用により投資話をし、多くの人から借金していたようだ。なお元夫によれば警察基金から200万バーツを借りて妻に与えたが離婚後、自分で返金しなければならなくなっていると、無関係を主張。
(元夫の警察副署長は被害者の一人という情報もあり錯綜)
保釈要求は却下
・血圧が高めということで病院で検査を受けたが、問題なしとして拘置所戻り
・容疑者の過去の病歴に「精神障害」というものがあるが、これは麻薬中毒症状だったのでは?と疑われている。
・死亡者のほとんどが青酸中毒症状を呈していたようで、容疑者も日ごろからシアン化合物を扱っていたことが想定され、体内のシアン化合物残留が疑われ検査中
・ある若者グループは容疑者からシアン化合物500g入りの容器をある場所に埋めるように指示されたが、事件が明るみになって警察に届けた。
・共犯者がいるようで、警察会見によれば2-3名が逮捕されるようです
・容疑者は妊娠3-4か月。現時点で元夫(警察署副署長)と、現時点での愛人の子供とも。最終的にはDNA鑑定となるとのこと。
死刑にはならないとの法律家もいる
・妊娠中の犯人は子供誕生後3年間は刑を免れる
・また3年後に死刑⇒懲役刑に減刑される
(タイは死刑が残る国ですが、「子どもの権利」を守るという条項があるようです)
・別の記事によれば、出産後4カ月は母乳を与えることができ、その後は親族が子供を引き取り育てるのが規則だとか。
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