タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

CORONADO PST Hα太陽望遠鏡

 太陽望遠鏡は主として黒点をみるためのものと、Hα領域の波長でコロナを見るためのものの2種類があります。


 前者は通常使用している望遠鏡の筒先に特殊フィルタをつけて、1/10万分の1程度に太陽光を減光して観測するもので、前回の一時帰国の際に入手した特殊フィルムを加工して、現在使用中の望遠鏡で太陽黒点が見られるようになっています。

 これが実働1日で作った太陽黒点観察用望遠鏡フィルタ。


 Hα領域太陽望遠鏡は、通常の望遠鏡に+αの器具を装着してコロナを見るようにしたものと、丸ッと太陽専用の望遠鏡を入手して揃える2種類があり、一般には太陽専用望遠鏡を購入する場合が多いようです。

 太陽専用望遠鏡のメーカはアメリカに2社あり、A社とB社、どちらがどうということでもなさそうですが、小口径(安価)の場合はA社、発展性があり大口径にも対応しているのがB社のようです、、、あくまでも私の個人的な感じ。


 ところが最近、A社の親会社が倒産したようで、事業は継続されるものの日本への供給が止まった状態になり、日本の天文機材販売各社では「完売・品切れ中」状態で、必然的に値段お高めのB社から商品を買わざるを得ずという状況に。


 ただし、太陽望遠鏡を買うにはいい時期で、
・ここ2年ほどが太陽活動のピークであり、太陽を見るのならこれからしばらくが好機
・パタヤはこれから雨季になるため、星空が見えない時期は太陽を見るのも一つの戦術


 他方で、太陽望遠鏡は、
・保管が大変で、湿気環境下では2年ほどで劣化する場合がある
・ちょっとグレードを上げようとすると倍々ゲームで価格が上昇する
・望遠鏡ごと個体差があり実際に使ってみないと良し悪しがわからないものが多い


  結構思い悩んだ末、5月一時帰国でタイに持ち帰るのはとりあえずやめておこうと1か月ほど前に決断した、はずでした。


 GWもあるのでショップの休業や配送事情も考えれば、そろそろ天文機材の注文も打ち止めにしないとと思っていた矢先、事情はよくわかりませんが、とある名古屋の有名天体望遠鏡ショップからA社製品で2割ほどお安めの「CORONADO PST Hα太陽望遠鏡」(上記写真)が即納可で販売が再開されました。


 まったくの衝動買いで購入。


 後付けでいろいろ調べだしたわけですが、単にコロナを見るだけならそれほど難しくないようですが、写真撮影しようとすると結構面倒みたいで、今日は朝からネット検索でいろいろ調べているところです。必要なら機材を日本で調達しないとダメなので。