タイ国鉄東北線の高速鉄道
4月の星見旅行、6月の鳥見旅行でタイ東北部ナコンラチャシーマ県のタイ国鉄東北線の高速鉄道工事での橋巡りの取りまとめ。
タイ人は「ダブルトラックのハイスピードトレイン」ができると喜んでいます。
現地で見る限り「立派な鉄道橋です」の一言ですが、費用対効果はあるのかな?
開業後も赤字でしょうし、それ以前に当初建設費は誰が被るのでしょう?
また開業以前に中国資金が滞っているという報道もあり、無事に線路が繋がるのかも不明
地元では中核都市となるムアックレックの駅の上を通過する高速鉄道
高速鉄道は既存の鉄道敷き内に建設されています
線路は続くよどこまでも
日本ではあまり見ない景観であり、土木構造物として立派,,,の一言
複線の現本線があり、この写真は現本線を跨ぐこ線橋の上からの撮影
こ線橋は出来たばかりであり、高速鉄道が開通しても現本線は使われます。
普通列車と貨物列車が現本線を、急行特急列車が高速鉄道になるのかな?
タイとして中国と旅客鉄道で繋がるというより、物品の輸出、すなわち貨物鉄道路線が繋がることだと思うのですけどね。
Lumtakong湖という景勝地があり、その湖の湖畔を通過する区間
左手奥方向に橋脚列が続いています
橋げたの架設
今回紹介した写真の区間は現本線敷地内に高速新線を建設している風景です。
高速鉄道はウドンタニを通ってラオス、中国に直結します。
この区間には山側を通過するバイパス線が別途存在して、ウドンタニ方向の列車はこのバイパス線を通過しています。
急行特急列車はこの断面(現本線+バイパス線)で多く見積もっても10往復。
うち3往復は並行するバイパス線を通っています。
人口や列車本数は東方向ウボンラチャタニ方面の方が多いですが、中国の資金で作る鉄道なので北方向に高速鉄道が出来ます。
中国の新幹線計画が破綻しているという報道がありますが、多分、それと似通った運命になるのでしょう。
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