+++医学の知識のない者が英語記事から取りまとめていますので、その前提で+++

以下は、特に断りがない限り、記事が述べている、タイでの状況です。

　日本で開発され日本で作られているアビガン､､､タイでは1日あたり20,000錠以上が使用されているようです。

　ファビピラビル、アビガンの欧文一般名称､､､は、肺炎などの重篤な症状を患っている、または制御不能な糖尿病、肺の問題、老年期などの危険因子を伴うCOVID-19患者の治療薬として推奨されています。

　今回の第3波開始時点で、約40万錠のファビピラビルの在庫があったようです。この量は、5月末まで1日1,000人の患者を治療するのに十分な量だそうです。

　富士フイルムグループの富山化学工業株式会社によって開発されたファビピラビルは、2014年からインフルエンザ治療薬として日本で承認されていますが、日本では新型コロナ治療薬としてはまだ承認されていません。

　投薬の結果では、この薬が深刻なCOVID-19症状の予防にも効果的であることを示唆していて、薬は体に吸収されるのに1時間もかからず、救命の可能性を高めているとのと。

　COVID-19患者を治療する医療従事者のためのガイドラインがあり、無症候性の患者には抗ウイルス薬による治療が必要ないことを明確にした上で、医師は、他のすべてのCOVID-19症例でファビピラビルを処方する権限を持っていています。

　そして、症状、危険因子により、または軽度の肺炎のある患者には、ファビピラビル処方を推奨しているようです。