昨晩は午前3時ごろから月が見ごろになるのに午前1時前に目が覚めてしまい、外を見るとそれなりの星空。そのまま星を見ることもできた中、月を高倍率で見るためのセッティングに2時間ほど時間消費。

　月はいつも鳥用カメラを使っていて、SONY全画素超解像ズームは2倍程度に抑えながら手持ちで撮影しています。
　昨晩はズームを4倍まで使用しようとしており、月を容易にカメラ視野内に導入追尾するための機材セッティングを考えたもの。ズーム倍率を高めると月が視野いっぱいに広がり、手振れで直ぐに視野から外れてしまうので、これを安定化させることが目的です。

　工作といってもあちらこちらの機材から部品を外し、ボルトナットで部品を組み立てるだけですけれども。

　新調したカーボン三脚に、双眼鏡用に購入したVixenモバイルポルタ架台（白いもの）を取付け、双眼鏡用のL字プレートにカメラ脱着用ベースとスポッティングファインダーを付けたもの。

　アルカスイスベースなのでカメラの脱着は5秒程度で出来ます。

　カメラはレンズ部分が重いため、そのままつけると自然にお辞儀してしまいます。
　カメラは中心を外してセットし、バランスが取れるようにしています。

　実戦投入。
　レンズはSEL200600Gであり、導入時は200㎜を使い撮影時には600㎜にすると、スポッティングファインダーは必要ありません。今後の展開含みということですね。

　午前2時に撮影開始しましたが、月は雲の中。
　結局当初の予定通り、午前3時から月面撮影。