タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の星見

 昨晩は望遠鏡のセッティング時点で思い違いが露見、暗い中、セッティングのやり直しを行い、星見は午後8時ごろから10時ごろまで行ったのち、仮眠。


 午前1時に起床。目視では星が一つも見えないものの、望遠鏡で覗くとしっかりと星が見えたので、淡々と観測再開。結局、朝方4時過ぎまで望遠鏡と天体カメラを操作しながら、雲の流れていくのを見ていました。 

 ともあれ、まずはM42オリオン大星雲に望遠鏡を向けます。
 感度を最低にして1枚30秒で撮影しましたが、中心部が白く飛んでしまいます。
 トラペジウムという4つ5つの星が固まっていて、星が生まれているところ。 

 ケンタウルス座のω星雲。
 焦点距離400㎜程度の望遠鏡だと、手ごろな天体です。

M83 南の回転花火銀河。
 Φ72㎜焦点距離400㎜の鏡筒だと、ちょっと無理があるみたいです。
 次回はΦ102㎜を明るくして再チャレンジします。


 回転花火と言われるくらいなので、渦巻状の銀河が見えはずです。

 前回のΦ40㎜180㎜鏡筒だと、銀河がお互いにくっ付いていましたが、上の写真ではきれいに一つ一つ確認できます。
 黄色がマルカリアンチェーンと呼ばれる6000万光年先の銀河で、お互いに連動している銀河群です。赤は近くだけど、同じ銀河群ではないようです。

 いっかくじゅう座のバラ星雲です。
 真ん中が茶色く変色していますが、パタヤで写真撮影するとみんなこんな感じになります。


 空の暗いところだとこうなりません。
 昨夜の撮影だと、午前3時を過ぎると、この茶色は現れなくなりました。
 
 パタヤはサーチライトが空を照らしており、午前3時になるとほぼこれらの光は止まります。また、海の方に望遠鏡を向けると、現れません、、、結局、サーチライトなり、飲み屋の光なりが上空の薄雲を照らし、結果として茶色いつぼみみたいなものが現れるようです。


 私自身、あまり夜が強い方ではないので、あたりが暗くなった7時ごろから夜の9時ごろまでの天文活動が生活のリズムにあっています。でもこの時間帯だと、茶色のつぼみが写ってしまいます。


 次回は、日暮れ時間帯に準備だけ済まし、仮眠の後、3時ごろから星を見始めるという段取りで星見をしたいと思います。