パパイン
先日、火金市場で購入した緑パパイヤをピーラーで千切りにしたものです。
タイ東北部イーサンではこれを石壺で叩いてソムタムというパパイヤサラダにして食べます。これはソムタムの野菜部分だけを袋詰めにして売っていたもの。
私はこれを野菜スープに入れて食べたわけですが(ただし赤唐辛子とライムは除く)、緑パパイヤに入っているパパインという酵素があるということ自体、承知していましたが、野菜スープとして煮る場合の課題、またそもそもパパイン自体の効能ってなに?、、、などわからないことがあったので、ちょっと調べもの。
・パパインは未熟な緑色状態のパパイヤには存在するが、赤く熟してフルーツとして食べる頃には消えて無くなってしまう。
・パパインはタンパク質分解酵素であり、パイナップルにも同様のものが含まれている。肉と一緒に付けておくと、柔らかくなる効能がある。
・この効果を利用して、日本国外では化粧品にパパインを入れる場合があり、角質の除去などに効能があるようだ。
・パパインが最も活性化するのは摂氏65度近辺。ただし、加熱で活性が低下するという記事もあり、現段階で未整理。
・緑パパイヤを食事とともに食べて、胃や腸の中でたんぱく質の分解に寄与するかどうかは不明、、、
野菜スープの具材として食べた限り、エグミ、渋みはなく、普通においしい食材。特に自己主張しない食材。
パパインに拘らず、βカロテン、ビタミンB1、B2、C、葉酸、カリウム、食物繊維が豊富な野菜として食べればよいのではないかと、思った次第。
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