タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

今日の太陽

 午前中はパタヤとしては珍しいくらいどんよりとした曇り空で、太陽観察なんて考えることも出来なさそうな天気。
 所用があってバイクで出ましたが、しっかりと濡れて帰りました。

 食事を準備しているとベランダに強い日が射し、久しぶりでベランダから午後の太陽観察。午前中の北側ロビーでの観察は風通しもあり涼しいのですが、午後3時過ぎの南向きベランダは暑く、望遠鏡をセッティングしてからは自室事務机で太陽観察。USBの延長ケーブル3m✕2本があり、これを繋ぐとちょうど机の上で望遠鏡を操作することができます、


 現時点でASIAIRというwifi経由の操作アプリと、最初から使っている有線経由のSharpCapProがあり、太陽観察はいつも後者を使っているわけですが、やっぱり自室での電視観望は楽ですね。


 ちょうど将棋王位戦の最終詰むや詰まざるやの場面なので、PCで最善手を見ながら、将棋連盟アプリで盤面を見ているところです。

 最初の段階で太陽全面を雲が通り過ぎ/覆い、今日は諦めかなと思ったところですが、待っていると雲も開き、ままあの全球写真。
 これが北側ロビーだと、待つところもないので、一通り試みてダメならその日はお終い、望遠鏡撤去という感じになるところ、ベランダなので望遠鏡は置いていても問題ありませんし、天候回復まで他のことをしていればいいだけなので、午後の太陽観察はいいかもしれませんね。

 プロミネンスもにぎやかです。
 実際のプロミネンスは、当然のこと、太陽表面から立ち上がっているので、太陽面を露出過多にしてしまうとその立ちあがり箇所あたりが消えて見えません。
 プロミネンスの明るさと表面のバランスをとった撮影ができればいいのですけどね。

 全球写真8時方向のプロミネンスです。

 今更ながらですが、Hα線での撮影だと、エタロンフィルタというものを前後させてHαの明るさを調整します。この際にフィルタがきれいに前後しないために、太陽表面の場所ごとにピントが微妙にずれるようです。
 全球で撮影の場合、ピントのずれは看過できますが、拡大してしまうとピントの合っている場所と合っていない場所の差が目立ちます。


 結局、いろいろな処理をして微妙な模様を浮かび上がらせているので、現地ではピンボケ写真を見ているような感じで調整が適切かどうか確認できません。
 次回日本一時帰国以降、機材が追加されますので、どう変わるか期待半分。