いつもとはちょっと景色が違います。いつもは正面に海が見ます。
　ベランダは円弧状に張り出していて、季節が変わり、今まではベランダの西側で太陽観察していたものが午前中はベランダ東側でできるようになっています。

　今日は昼前から観察を始め、最初はいつもの通りΦ40㎜で太陽全球でのプロミネンスと光球面の撮影をしました。
　そのうちに、ちょうど正午になる時間帯､､､太陽が子午線を跨ぐことになります。
　通常、太陽が子午線の西側、すなわち午後だと望遠鏡は反時計回りに太陽に近づきます。対して子午線の東側、すなわち午前中だと望遠鏡は時計回りに太陽を入れようとします。

　望遠鏡とか導入アプリにより、「子午線反転」という現象が起きます､､､午前中時計回りに太陽を追尾していた望遠鏡が子午線反転時にいきなり向きを反時計回りに換え、ぐるっと1回転して太陽を再度視野内に捕えようとする現象です。
　この時、望遠鏡が上下逆さまになったり、望遠鏡を障害物近くに置いておくと、望遠鏡とかウェイトシャフトが干渉して最悪、望遠鏡が転倒します､､､
　ということで、写真だとパソコンの左にある望遠鏡が子午線通過時点でどういう挙動をするか見守っている､､､図です。結局何も起こらず、そのまま太陽を追尾していました､､､、

　写真では青空出ていますね､､､でもこの10分後、空一面の曇り空。
　予定では右側で待機しているAM5 赤道儀に載せたΦ72㎜鏡筒でプロミネンスを拡大して見ようと思っていたところですがかなわず。以降、太陽は雲に隠れて出てくれませんでした。

　プロミネンス像　何枚か撮影しましたが今日は全体的に露出過多気味。

　太陽光球面。全体的に露出抑え目＝白飛びなし。

　光球面を明るく仕上げプロミネンスをわずかに浮かび上がらせたもの