タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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予選本戦も楽し

10年ランキング
 将棋で10年ランキングという非常にマイナーなランキング表があって、例えば先ごろ挑戦者が決まった王将戦だと、

 タイトル戦で王将位を防衛/奪取すれば100ポイント、挑戦者になって敗退したら60P、その他王将リーグでの順位ごとにポイントが決まっていて、8タイトルある将棋のタイトル戦ごと10年間集計するというもので、10年を過ぎると10年前のポイントは消失します。


 例えば10年前は渡辺王将だったので1月から始まる王将戦が終われば渡辺九段のポイントから100が減算され、藤井八冠が防衛すれば100加算されるというもの。

 2022年から順次推移をまとめていて、当初藤井八冠は第5位でした。
 順次永瀬王座、豊島竜王(ともに当時)を抜いて現在では第3位。
 来期棋聖王位を防衛すれば、10年前の羽生棋聖王位のポイントが消失してランキング第2位になります(それまで王将棋王名人を防衛していればですが)。そしてその後の王座戦で渡辺九段を抜いて第1位に、、、もちろん上位者が挑戦者になって60ポイントなどが加算されなけれですけれども。


 ポイントはタイトル戦が終了しないと確定しませんが、予選や本戦段階で渡辺九段以下が敗退すればその時点でポイントが確定し、上表だとまだタイトル戦が始まっていない王将棋王戦以下においても、順次予選本選で敗退している棋士がいて、緑色の枠が順次増えていっています。


 藤井さんが八冠になって、対局がタイトル戦番勝負と早指し棋戦だけになり、手持ち無沙汰というか「ロス」状態ではあります。


 でも10年ランキングで藤井八冠がいつトップになるか、あるいはこのランキングでも全冠制覇するかなどをこの表を見ながら考えるのは面白く、この表上位者の予選や本戦での勝敗を追いかけるのもまた楽し、という状況です。