今日は第2局目の類型、渡辺三冠が負けた対局を再度、渡辺三冠が選んだ形で進みました､､､素人目で見ても、渡辺三冠として研究したものなのだろうし、研究手に誘い込まれて劣勢になってしまうのだろうか､､､と危惧して観ていました、

　でもまあ今日も、藤井七段は何でそんな手を指すの､､､と、AIが示す最善手から離れ、評価値も急降下､､､渡辺三冠の思惑を外して捩じり合いに持っていこうとしているのでしょうが、見た目劣勢。あえて未開の地に踏み込んでいくような指し様。

　これが中盤以降、成果が出て、不思議な感じで大逆転。いったん形勢が転じるとあとは藤井七段のペース。どんどん差が開いていって、最後は駒台の駒を全部使う形で先手の玉を詰ます形に。

　今日、この瞬間から藤井棋聖。タイトルホルダーはタイトルを持っている限り段位では呼ばれないので「さよなら藤井七段」。

　王位戦も2連勝中､､､二冠になると八段昇段。
　竜王戦も豊島竜王名人に挑戦する者を決める本戦に名前を連ねていて、竜王になれば九段､､､これがだめでも、来年、タイトル防衛して通算3期のタイトル保持者になれば九段昇段。　

　負けた渡辺三冠ですが、さっぱりした感じです。今、感想戦を行っているところですが、大人の対応ですね。藤井さんが29連勝したころ、藤井さんを高く評価してするコメントを出していたのは渡辺三冠。歴代5人いる中学生棋士で4人目が渡辺三冠、5人目が藤井七段。まだまだ高い壁になって、切磋琢磨してほしいものではあります。

　パワーポイントで上記のような観戦手引きを作っていますが、さっそく、Ver.5を作成するつもりです。それは「タイトル1期→八段」にします。
　ただこれだと、最短来月中旬にはVer.6になる情勢ではありますけど。