今日しみじみ感じたのは、水不足、日照りです。ほとんどの田に水が入っておらず、ある田んぼは土を起こしたまま、あるところは田植えをしたのはいいが、カラカラで土がひび割れているなど。今は雨季なので本来であれば、稲がすくすく育っているはずなのに。フレーザーの金枝篇を思い出してしまいました。
　バス乗車12時間40分でルーイ着。最後50kmは乗客1人、小生のみでした。

ナコンラチャシーマ（コラート）のバスターミナル。
　小生にとっては思い出深いところです。10年ほど前、バンコクからウボンラチャタニ（ウボン）に行くべきところ、ウドンタニ（ウドン）行きのバスに乗ってしまい、休憩地のここのバスターミナルで、急遽途中下車。目論見としては、ウボンからラオスに入ってメコン川左岸をバスで走りビエンチャンに抜けようと思っていたのと、ウボンのホテルを予約していたので、このバスターミナルに着くまでの間、無事に乗り換えられるか、気が気ではありませんでした。今から10年くらい前の事でしょうか。

　いまでもウボンとウドンをときに取り違えます

バスターミナルに着くと切符半券と交換にこれが渡されます。20バーツの食事クーポン券です。これは長距離客のみの特典です（20バーツの食券がもらえるだけですが）

一応、VIPルームでの食事です

内容はなんていうことのない、いつものぶっかけ飯です。でもこれが20バーツとしたら、それはそれで安い

ちょいと物足りないので、ウエハースとオレオを購入。バスの中でもらったお菓子が意外と美味しかったので。ウエハースを買うなんて、半世紀ぶりくらい？小学校の帰りに駄菓子屋で買って以来？

コラートをでると2橋、鋼製歩道橋。ワーレンの上の格点からつり材が垂らされています。位置的に床組みを吊っているようです。

見渡す限り水を待っている田んぼ。この風景に気がついた時、あぜんとしました。干ばつのニュースは文字としてみていましたが、実際に、カラカラの大地を見ると、為政者に何とかしてくださいと頼む気持ちも出てくるというもの

途中、チャイヤプーンのナコンチャイエア社のバスターミナル。意外と広いです

トイレ。正面から入ると2バーツ必要。回転バーあり。トイレの裏から男性が出てきましたが、裏にもトイレはあります、これは無料、ただし屋根なし

小腹が空いたのでとうもろこしを手に取ると2本入り、20バーツ。20バーツでいいから1本でよかった。2本しっかりと食べましたけどね。ベトナムのトウモロコシよりはよかったですが、甘みがちょっと足りない

ルーイ県に入ったところにある奇岩。タイは石灰岩の山が多く、日本だったら観光名所になりそうなところが数多くあります。ただその多くが観光地化されておらず、もったいない。数多くの人に喜ばれると思うのですが

ただなんとなく、国道2019。今年の年号だからというわけですが、今日持参したミシュランの地図だと道路は記載されていますが、あまり重要でない道だと道路番号が載っていません。100万分の1だから仕方ない面もありますが、残念

ホテルに着いて斜め前の道路ぎわの店で食事

久しぶりに氷入りのビール、十分、冷えていましたが、氷入りも格別