タイ国内旅行 27 北部低地 ㉙
Wat Wang Chik の橋(ヨム川の橋)
橋長108m、斜張橋支間77m
右岸側主塔 ヨム川は基本的に堀込河川ですが、河川断面が小さく、かつ堤防がないため、季節によって洪水が起きるようで、主塔の脚部に洪水痕が見えます。
左岸側主塔にも洪水痕があります。こうやって見るとあの位置まで水が上がるということは、この辺り一面が水の底になるということなのでしょう。
橋桁のキャンバー(路面の高さ)がボキボキ折れているのはご愛敬という感じ。
斜張ケーブルと吊りケーブルがありますが、推測するに、架設ケーブルとして斜張ケーブルを使い、最後左右の桁を閉合する際、吊りケーブルからハンガーで持ち上げて高さ調整したのでは?と考えていますが、正解はわかりません。
吊りケーブルが張られていて、支間中央、1/4、3/4点付近で補剛桁を吊り上げています。
主塔から橋梁端までは斜路。
鋼桁に、縞鋼板の歩廊、鋼鉄の手すり、手すりを補強するケーブル、、、。軽量化のためにすべての部材は鋼材を使用しています。
斜張ケーブル左右二組と、吊りケーブルが見えています。
実にシンプルな吊り構造です。
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