タイ国内旅行13 メーホンソンミャンマー国境の旅⑨
結局、朝8時のメーサリアン行きソンテウに乗車。
宝石市場が見たいのは山々ですが、今日も朝早くから歩き回っていて、もう一仕事終わった感じ、ソンテウの椅子に座ったら急にガクッと疲れが出て、早めにメーサリアンにつくのもいいだろうと。
朝8時といえば、タイ全土一斉の全員起立国歌の放送です。運転手は時報が鳴るとエンジンキーをひねり、車は国歌の放送の中、出発、場内、誰も起立なんてしていません。出発時点で客は5人、町を出るところでガソリンを満タンにして、4車線立派な中分付きのメーサリアン行き国道を走ります。これは国境アルアルでしばらく行った先に第二国境橋があるので、国境近くが豪勢なのは万国共通。
まあ大変な5時間半でした。掌から鉄分補給できるんじゃ無いかというくらいソンテウ荷台の鉄棒を強く握りしめ、左右上下加速度に抵抗していました。でもつくづく、今度は自動車を運転して来たいものだと思う道でした。
朝食はガイヤーンとカウニャウ。一ヶ月半ぶり位の鳥あぶり焼き
右下に定員11人とあります。相当ガタが来ています
出発はこんな感じ、国道からファラン1名が乗り込んで外国人2名。233km先のメーサリアンまでの乗客は3名。233㎞で200Bです
動いているメーターはエンジン回転数とエンジン温度計のみ。ガソリンスタンドで給油の際、運転手がユサユサと車体を揺らしていました、ガソリン計がずっとEを指していることと、何か関係があるのかな?
乗客21人の状態
今日は平日ですが、結婚式のよう、山の畑にテントを張った会場、招待客が5名、ソンテウからおりました
パスポートチェック
乗客はみんな合格ですが、直前に数人下車しました。
今日は合計10箇所近い検問があり、運転手が降りて書類チェックを受けたのが3回ほど、パスポートチェックが2回で、残りは徐行して通過。
まあ25人ぐらいでしょうか、基本、来るもの拒まずで乗せます。
山間の停留所
ミャンマーとの国境の川。前半の経路は国境際を進みます
渡河点がありちょっとした町ができています。公式の国境チェックポイントではありません。
実はこれから先、道路はタイ国内側に折れ曲がります。そして、これ以降、ソンテウはガラガラになりました。結局、国境線はあれど、ミャンマー人はどこからでもタイ国に入国し、川沿いのタイの国道を使って行き来しているのでしょうね。
僧侶2人、無賃かと思いましたが、袈裟から札をつかみ出して支払っていました。お金に触るのは破戒なんですけどね。左側の僧は乗客たちに向かって盛んに話していましたが、言葉は全くわかりません、でも小生にはタイ語で話しかけてきました。ミャンマー語なのか山岳民族モーン人の言葉なのか。
因みに右の僧は頭腕足、すべてお経にイレズミでした。
チェックポイント。三回休憩があったうちの最後の場所。
なんの書類なのか、運転手は係員のいる場所へ。
道路に警備員はいず、一般車は素通りしていきます。
ツーリストサービスセンターだそうで、僧侶はタバコを一服し、ファランはトイレへ
山の上なので太陽に近い分、日差しがきつい まるで真夏、熱帯にいることを痛感します。朝方、ソンテウは涼しさを通り越した強烈な冷たい風でしたが、用意のダウンジャケットは結局、使わずじまい
この集落、低層に割りに太い柱を使っていました。
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