タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

青春の取戻し行為

 「青春の取戻し行為」って、よく言われる言葉のようですが、ネット検索すると
それほど使われている言葉ではなさそうです。

 服部慎一郎四段は2年前、二十歳の時に四段昇段、晴れてプロ棋士の仲間になったわけですが、インタビュアーの
「昔から言われている ’青春の取戻し行為’ に惹かれることはなかったのか?」
の問いに、やや憮然とした声でハッキリといったそうです。
 「藤井さんという存在がありましたから。、、、ここで自分が緩んでしまったら、本当に藤井さんが見えなくなってしまう。ホッとしている暇なんかなかった」


 若いというか幼い時から、将棋のプロ養成機関である奨励会で、下から勝ち上がり、多くの先輩を追抜き、死に物狂いで三段リーグを抜け、四段昇段。プロの仲間に入り、これからは将棋を指せば金を貰える、、、ホッと一息ついて、それまでしたくてもできなかった娯楽、趣味、恋愛、、、そういったものに目を向ける「青春の取戻し行為」があってもおかしくない、ある方が当たり前なのでしょう。


 実際、ここ最近、何人かのプロなり立ての棋士の中に、ちょっとだらけて居ませんか?と問いたくなる人が何人かいます、、、たいてい、成績は低迷しています。
 プロ棋士になった時点で、「〇〇先生」と呼ばれるようになり、地元新聞で大きく取り上げられれば、有頂天にならない方がおかしいのでしょうけど、そこで踏ん張って研鑽を積まないと、どんどん後からやって来る若手棋士に追い抜かれてしまうわけです。



 私自身は、「青春の取戻し行為」をパタヤで実践しているわけですけどね。