海外からの帰国者
タイ憲法ではタイに帰国を望むものを拒んではならない、、、という条項があるそうです。
だからなのか、タイは現在、公式に4/4~4/18までの間、すべてのインターナショナルフライト(着陸、離陸)を禁止していますが、政府からのお知らせとして、
14日21時到着 韓国インチョンから135名
15日22時到着 韓国インチョンから175名
16日15時到着 モルディブから70名
17日13時到着 パキスタンから27名
の方々が、タイに帰国されるとのこと。タイ政府と先方の政府で便を指定して、タイ国民の帰国を図っているようです。
日本では随分と早い時期、、、武漢なども含め、タイからも特別帰国便が仕立てられて、日本に帰られていますし、タイは全便運行停止ですが、報道を見る限り、成田がクローズされているようではないので、世界の各地から、「遅ればせながら、、、」みたいな感じで、帰国される方はこれからもいるのだと思います。
ただもちろん、成田到着の便詳細が、上記のように報道されることはないのでしょうね。
じゃあ、何故、タイではこんな些細なことまで報道されるの?
一つには政府として、国民の安全を確保する義務があり、相手国政府と協議して、速やかに自国民の帰国を図っている、、、と、アピールするつもりなのでしょうし、
もう一つ大きな理由として、今回、計400名近い人が海外から戻ってくるなか、何割か、何%か、感染者もいるのだろう、、、政府としてアンコントロールな理由で感染者数が増えることもありますが、事前に了解してね、、、なお帰ってくる人たちは責任をもって隔離し、経過観察するから、といいたいのだと思います。
感染者数が日ごと減少していますから、政府報道官もニコニコしながら数字を発表しています、、、海外からの帰国者による感染者数増は、そういった楽観的な見方に冷水をかけるようなものなので、政府としては気を使っているのだと思います。

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