アセアン、タイvs. 日本
Covid-19に関してのアセアンサミットがビデオ会議で開催されたとのこと。
アセアン、東南アジア諸国連合。
インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ラオス、シンガポール、ブルネイ。
バンコクポスト紙にはサミットに合わせて、Covid-19の感染状況のアセアン諸国での比較が出ていました。
それをそのまま載せればいいわけですが、アセアンの中には情報的に???な国があり、これらの国(カンボジア、ラオス、ミャンマー)を分けて表示するためにエクセルで別途グラフを作ってみました。
上記3か国は、軍事政権and/or共産主義国家で、
+情報が統制されていること
+最後の最後まで中国からの出入りを制限していなかったこと
+衛生状況が劣悪で感染者が多いにしてもデータそのものが正確にとれているか不明
なので、横にどけました。
一般の方だと、ベトナムもこれに類する国なのでは?と、思われる方もいるかとは思いますが、ベトナムに6.5年いましたので、ベトナムの擁護をしたいと思います。
+社会主義だが国民の生の声は政治に反映されており、政府が生命に危険を及ぼす情報を隠蔽すると大きな反発が生じ、情報は隠しても漏れてくるもの
+東南アジア諸国では、ほぼ1番先に国を閉ざした(特に一番先に中国陸路を閉ざした)
、、、、ということで、ベトナムのデータはそれなりに信じてよいものと思っています。
各グラフの右端に上記3か国を移動させました(データは無視してください)
赤で示したのがタイで、まあ、素直に見てタイ国政府は頑張っているなという感じを受けます。
となると、わが日本はどうなっているか、気になるところなので同じグラフに並べてみると、
先ほど3か国を除き、右端に日本を付け加えました。数値だけ見ると、タイとどっこいどっこいという感じを受けます。
タイは4/13日時点で累計100500件、PCR試験を実施しています。対して日本は78700件だとか。タイでは感染者のあぶり出しは出来ているはずであり、検査が少ない日本の感染者数は当然もっと伸びるのでしょうね。
半面、潜在的顕在的感染者数が増えれば死者比率は下がるので、究極、死者数を抑えるのを目標とすれば、日本もタイに比べそれなりに頑張っていると言えるようです。
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