タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

太陽が出て来ないので

 太陽が出て来ないので過去写真を各種ソフトでガチャガチャいじくっています。

 これは5月20日14時30分の太陽。
 1000枚同じ画角同じ露出同じ感度で撮影したものから、AutoStakkert!3というスタック合成専用ソフトを用い、良像250枚を選んで合成した写真です。


 両像はソフトの方で選んでいるので、私はボタンを押すだけです。
 実際には10セットほど撮影していまして、10セット分のファイルを読み込んで最初の1セットだけ条件を指定すると、あとはバッチ処理で、ソフトが自動で処理して10セット分の上記のような画像ファイルが保存されます。

 これは従来から鳥写真に使っているLuminarAIという画像ソフトでコントラストのみを変えたものです。
 元の写真に比べて、太陽表面のフィラメントと呼ばれる「糸くず」みたいなものや、黒点、白斑などの微細構造が浮かび上がっています。
 ただしこの状態だと、光球面から立ち上るプロミネンスはまだ見えてきませんし、このソフトは汎用ソフトなので、まだまだぼやけた太陽表面になっています。

 こちらは最初のファイルをImPPGという太陽専用の画像ソフトで処理したものです。


 実はまだ使いはじめなので使いこなせていませんが、プロミネンスが見えてきています。
 本来はこのソフトで光球面の微細構造まで処理できるのですが、まだその技術を会得できていません。

 これは上記のImPPGソフトで処理した後でRegistax6というソフトで、光球面の微細構造を掘り起こしたもの。Registax6は月面や惑星写真に使用する汎用ソフトで、ImPPGの処理技術を会得すれば、このRegistax6での処理は不要になります。


 プロミネンスはそのままで、黒点や白斑がよりクッキリと見えています。


 なおブログ写真ではブログとの相性の関係があるのか元映像にない横じまが見えていますが、実際にはこの横じまはありません。

 これは上記ファイルを、鳥写真で用いているLuminarAIで、
・太陽の向きを調整する、、、北が上が正解
・カメラ上のごみが写っているのでこれを消去
・モノクロ写真 → 疑似カラー(単に色付けしただけです)
・余計な部分をトリミングして正方写真に整える
 という作業を行ったもの。


 まだまだ改善点はあります。
 空模様の良くない日の時間つぶしには、こんなことをやっています。