タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の月

 事前に星座アプリを見て撮影準備をするのですが、昨晩は望遠鏡が組み上がった段階で午後9時半。仰角69度で、ギリギリベランダの庇にかかって月が見えません。


 それでもファインダーは望遠鏡を軸にして回転できるので、ぐるりと半周させると視野中心に月を入れることができました。望遠鏡にはまだ入ってこないので、しばらく夜風に吹かれながらパタヤの夜景を見ていました。 

 月は望遠鏡内に入りましたけども、雲の分厚いフィルタを通して見ている感じ。


 この状態で10セットほど撮影しましたが、パソコン画面を見ていると雲の通過で画面が暗くなることもあり、そうなると撮影中止、撮影した画像を削除して仕切り直し、、、

 この日はもう一つ問題があって、新調したASI533MCProという冷却カメラを使おうと思ったのですが、冷却カメラなのでカメラ用にも別途電源コードが必要になります。


 従前、経緯台は乾電池で動かし、冷却カメラには電源コードで給電というスタイルでしたが、写真のAM5赤道儀はDC15V3A電源が必要で、電源コードはこれに使用中。


 実は最終系の給電計画としてはASI PLUSというミニコンピュータ兼配電盤みたいなものを所有していて、これに電源コードから給電、カメラ赤道儀等各機材へはミニコンから配電という計画になっています。


 この時点で赤道儀もセッティングが終わっているので、今更電源コードを変えるために一からセッティングし直すのもな、、、と。


 結局、電源はデータをやり取りするUSBコードから取るNeputuneC2という天体カメラにして、望遠鏡の鏡筒を一回り小さなもののに変えることに。


 長物の鏡筒からこの短い鏡筒に変えるのに要した時間は10分弱。写真のファイル名は時間で管理されているので所要時間がわかります。赤道儀は長物で合わせてあるので触らず、長→短なので視野に入っているだろうとファインダーもつけず。

 月には雲がかかってるし、今晩はこれまでかとパソコンを閉じ、カメラコードを抜いた段階で空を見上げると、あら不思議、月が雲から出ています、、、しかも20分くらいはモチそうな状況。


 先ほどまで、雲があるために1セット500枚で撮影していたものを1000枚に切り替えて3セットほど撮影。


 月が出てきたのはいいのですが、これは海から強風が吹き始めたからのようで、携帯パソコンの蓋がパタパタいって、望遠鏡視野内でも月が微妙に振動しています。


 ということで風の影響を少なくするためにシャッタースピードを上げて、最後の1セットは望遠鏡の風上側に立って、自分の体で風よけになりました。