処置なし?
目撃者によれば、
・列車と自動車の衝突事故のあったのはパタヤのあるチョンブリ県でのこと
・事故が起きたのは午後4時過ぎ
・当該踏切ではバンコク⇒パタヤ方向の列車が通り過ぎた後であった
・踏切遮断機は下りたままで警報はなっていた
・この段階でピックアップトラックが下りている遮断機を無視して車両が踏切内に侵入
・パタヤ⇒バンコク行の列車運転手がこの状況に気が付き警笛を鳴らしたが、車両は構わず踏切内に侵入して衝突発生
・列車は踏切から800mの場所で停止
・ピックアップトラックは写真のように上下反転
・運転手45歳女性、同乗者54歳女性
・生命に支障ないが首の痛み/胸の圧迫感等で病院行き
理解できなくもない状況として、
「タイでは列車が来ないのに遮断機が下りていてチンカンチンカン鳴っている踏切がある」
ということ。
交差道路が県道クラスのそれなりに交通量がある踏切でも上記のような状況
タイ国鉄は順次保守は行っていて、この踏切が「常時故障中」だったかどうかは不明。
また列車側の措置としては踏切通過は徐行で、かつ遠くから警笛を鳴らして列車の接近を知らせています。
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タイでも、踏み切手前に「一時停止」の標識はありますが、多くの場合、素通りです。
例えば、バンコク⇔パタヤで旅客列車は1編成、1日に1回往復するだけです。
貨物列車も数回程度、、、だから踏切で列車通過待ちをすること自体、非常にまれです。
またタイにはいわゆる教習所で自動車運転交通法規を学んで,,,という状況にはなく、簡単な筆記試験と自己流で陸運事務所の実技試験を通れば免許が受取れます。
,,,ちなみに私もバイクはタイで免許を取りましたが学科/実技とも一発合格です。
だから踏切でどういう基本動作が必要か?ということを学びもしません。
タイでは各所で「高速鉄道化」工事が行われていますが、これは日本人がイメージする新幹線のようなものではありません。
「踏切を立体化する」というのが基本的な内容で、自動車との交差が無くなれば列車側の踏切での徐行確認が必要なくなるからです。
運転手は45歳ですけれども、見よう見まねで自動車を運転してきたのでしょう。
危険予知というか、左右確認に程度のことが出来なかったのでしょうかね?
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