電線が手の届くところに
タイトかベトナムで電線のケーブルがぐちゃぐちゃだ,,,,という報道とか観光客が面白がって紀行文章に書いていますが、実は電線は電線でも電力線ではなくて通信線です。
電柱は本来配電のために建てられて、電力線は危険なので一応規則に従ってある程度高いところに配置されています。
一方、通信ケーブルは昔だと電話線、今だとネット用ケーブル線が電柱に懸架されていて、特にネット系は無断かつ無節操に電柱に取付けているので、「グチャグチャ」になりがち。
一方、電力線ですが、電柱に付いている分にはまあ安心なわけですが、電柱がない部分では商店の軒先に配線されている場合が多いです、、、
特に昔からの商店街だと上掲写真のように、商店の軒先に裸線で配線されています。
電柱の通信ケーブル線のグチャグチャは単に見栄えが悪いだけですが、こちらの方はとっても危ないわけです。
例えば商店で長い棒,,,ホウキみたいなものが売っていて、何らかの拍子に天井の方にホウキの柄が伸びてこの線に触れたら感電してしまうわけです。
いまから電柱を立てるスペースもありませんので、地下に埋設するくらいしかないのですが、配電盤は地上に出さないとダメなので、結構面倒な調整が必要になりそうです。
観光客から見れば風情のある昔ながらの商店街ですが、どの町にもあるこういった商店はあと20年くらいたって、経営が子や孫の世代に移って全面的に建て直ししないとダメなんでしょうね。
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