タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

オートガイド ①

 昨晩はシリウスが天頂付近に見えたため、2月一時帰国で入手したオートガイド用小型カメラの動作確認。


 今の世の中、数万円の望遠鏡機材でも自動導入/自動追尾が当たり前のように装備されています。望遠鏡を使う前に簡単なセッティングを行うと、あとはスマホに天体の名前を打ちこむだけ。望遠鏡が勝手に天体を望遠鏡視野内に入れ、そのまま天体の周回運動に追従してくれます。


 条件としては、最初のアライメント調整を厳格に行い、モータの動きが高精度で、歯車等に変な挙動が無ければのお話。


 オートガイドは、望遠鏡の向いている方向の星空を分析し、あらかじめ記憶している星図情報から目標天体を確実に導入、その後、望遠鏡がモータで星を追尾する際、視野内の星のズレを感知し、それを補正する信号を望遠鏡に指示して確実に追尾していく機能があります。

 Φ40㎜の小型望遠鏡のお尻の部分、赤い円筒状のものがオートガイド用のカメラです。
 カメラそのものは天体カメラとしては最も安価な部類のものでモノクロカメラです。


 プレートソルビング機能は、星図情報とカメラ画像から位置を特定し、望遠鏡を目標天体に向けるもの
 オートガイドは、目標天体を常に監視し駆動モータのズレを補正するもの
 アノテーション機能は、望遠鏡視野内の天体情報を、文字情報として写真画面に表示できるもの


 今まで手探りで星を見ていたものがグッと高度化します

 シリウスを入れたところ。


 もともと廉価版のカメラなので、画素数は120万画素程度。それをピント調整用に強拡大していますので、丸々と太っています。


 いつも写真撮影用の高画素カメラの画像を見慣れていますので、「これ木星?」という感じの画像です。