タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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お手製レデューサ

 レデューサは望遠鏡の焦点距離を短くできる機材です。
 現時点でΦ203、Φ102、Φ72などの鏡筒を保有していますが、すべてレデューサが用意されていて所有しています。

 (上記:Φ203と0.7倍レデューサ)


 レデューサの焦点距離縮小率は0.7~0.8倍くらいです。
 レデューサを使う理由として、
・より広角になる(倍率を低くする)
・より明るくなる


 天文に趣味を持たない人にとって、望遠鏡って拡大するものだろ、なぜわざわざ倍率を低くする必要があるのだ、、、と思う人がいるかもしれません。私も最初そう思っていました。


 惑星とか月などのように倍率を求めるものはありますが、見栄えのするのは星雲とか星団で、これらは対象に広がりがあるので広角が求められ、遠くの天体なので少ない光を明るく見えてほしいわけで、このためにはレデューサは不可欠な存在です。


 このレデューサ、お高いんですよね。
 上記Φ203だと税込み57千円程度、本体の2割程度のお値段。

 これは私がフォローしている方のSNSです。
 「セレストロンC8+ACNo.4(1400㎜ F7)、、、、」とあり、ここでいう「ACNo.4」はクローズアップレンズと呼ばれるもので、通常の使い方としてはカメラレンズの前面に付けると接写が可能となるものです。ピントの位置が変わり、焦点距離が変わるというものです。


 これを望遠鏡の中に組み込むとレデューサとして機能します。
 クローズアップレンズ本体は1枚当たり2000-5000円程度。
 繋ぎ込むために種々のリングが必要ですが、所要費用は総額で1-1.5万円程度。


 理屈としてはわかるのですが、望遠鏡のレデューサとして使う場合に、
・各種クローズアップレンズ個々でどの程度焦点距離変更が可能か不明
・余計なレンズを入れ込んでどれだけ像が歪むのか不明
・視野が狭窄される可能性が不明
 など、材料費がお安い反面、不明なところも多々という感じです。


 前回、今回の日本帰国でクローズアップレンズを計3枚購入し、合わせて繋ぎ込み資材も入手する予定です。どんなものになるのか、組み上げてみてのお楽しみとなります。