ブルームブリッジ
https://www.youtube.com/watch?v=bjFKuL99uMM
京大在籍中の古賀さんの数学Youtubeで複素数平面が始まりました。
冒頭の動画はガイダンスで「最初のご挨拶」程度の内容ですが、実質的には今日から始まり、高校数学・数学Ⅲで学ぶ複素数平面を順次解説していくようです。
https://www.youtube.com/watch?v=FLMiD5DZrms
上記では冒頭、高校数学では「2乗して-1になる数を i 、虚数単位とする」と定義しているところを、「複素数を実数と演算規則により公理化したハミルトン流」の定義で虚数単位が導き出されています、小生的にいうと新鮮でした。一見面倒そうですが、定義の流れは文系数学程度の内容です。
ここで出てきたハミルトンを改めて調べると、William Rowan Hamilton、「ニュートンの再来」と呼ばれたアイルランドの数学者/物理学者でした、、、数学をやっていると何度か聞いた名前ではありますが、以上はwikiの知識。
wikiを読んでいると、ニュートンのリンゴのような逸話が紹介されていて、「複素数を三次以上に一般化する事に心血を注ぎ、十年程を経た1843年10月16日、ブルーム橋にさしかかった所でついに四元数の概念に到達」したそうです。
ブルーム橋を検索すると、なんということもない石造りの小規模なアーチ橋でした
(上記2枚の写真:https://en.wikipedia.org/wiki/Broom_Bridge)
上記の発見を記念して石造のプレートが埋め込まれているようです。
Hereas he walked by
onthe 16th of October 1843
SirWilliam Rowan Hamilton
ina flash of genius discovered
thefundamental formula for
quaternionmultiplication
i²= j² = k² = ijk= −1
(写真はGoogleマップから借用)
Broom Bridgeはアイルランドの首都ダブリン郊外の運河に架かる小さな橋ですが、ダブリンには、一度訪れたいと思っているHa'penny Bridgeがあり、COVID19が収まったらこの橋とともに見に行こうかなと思っています。
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