双眼鏡酔い
双眼鏡を覗くと、船酔いと同じ状態になる人が多いようです。
私自身、中学生の頃、双眼鏡で星を眺めていたのですが、遠い昔のことでよく覚えていません。
「双眼鏡」、「酔う」で検索すると、何件かの記事がヒットします。
双眼鏡酔いの原因
① レンズにひずみがあり、同一視野でも中心から周辺に目を移すと景色がひずんで見え、
それを脳が感知して、、、
② 一般に広視野の双眼鏡で多く発生する。広視野といっても周辺部は歪んでいる場合が多いため
③ 瞳径の小さな双眼鏡でよく発生する。瞳径は双眼鏡の接眼側の開口径のこと。
④ 手振れや心拍等で双眼鏡が揺れ、結果として眼球の揺れに繋がる
上記はいろいろ拾った「原因」ですが、科学的に述べられたものは少ないようです。
現時点で、星用鳥用に双眼鏡を購入しようと思っていますが、多分、星を観る見方と、鳥
を見る(探す)方法は違うのだろうなと、思います。結局、星用双眼鏡と鳥用双眼鏡2種類購入
せざるを得ないのかな、とも。
星の場合だと、天の川の方に双眼鏡を向けて、ゆっくりゆっくり双眼鏡を動かすか、
ある一つの星団をじっくりとみるのではないかと思います。となると手持ちよりは双眼鏡を
架台に載せて、時に星図と見比べながらゆっくり動かしていくということになると思います
架台に載せる前提であれば、多少重くてもOKで、大口径(=重い) and/or 高倍率でもよくなります
鳥の場合だと、ストラップで首にぶら下げ、葦原や樹林を眺めたり、大木の下に入って下
から枝や生い茂る葉の間を探っていって、鳥の姿を探すために使うと思います。鳥の姿を確
認したら、鳥用カメラに切替えて写真撮影する、、、という具合です。
となると手持ちが前提で広視界よりは画角周辺までクリアに見えればよく、鳥の存在が
分かればよいだけなので低倍率でもよくなります。
ということで、星用双眼鏡と鳥用双眼鏡は分けて考えたいと、今では思っています。
鳥用双眼鏡の専門メーカーとしてコーワ(Kowa)がありまして、
口径33(32)㎜、8倍の双眼鏡を何種類か出しています。
基本スペックはほぼ同じですが、レンズとかコーティングなどがいろいろ違いまして、
一番左の価格を1とすると、真ん中は2、右は6になります。
なんでそんなに値段が違うの?と思うわけですが、一言でいうと「見え味が違う」そうです。
日本にいるのであれば、量販店等の店頭で実際に見てみればわかるのかなとも思いますが
何分、タイ居住であり、短い一時帰国で持ち帰る必要があるので、推奨記事等で判断しないとダメなんですよね、、、
つくづく、バードウォッチングと天体観望は、「年寄りの趣味」だと思います。
真っ当なサラリーマンだと、金が続かないと思います、、、
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