レデューサー 低倍率広視野へ
今回の日本一時帰国で購入したお手軽レデューサーです。
Φ127焦点距離1500㎜のマクストフカセグレンへの装着。
赤い缶が天体用カメラで、その先の方に立てかけてあるレデューサをねじ込みます。
口径31.7㎜(1.25インチ)なので非常に小型なものです。
購入品はメーカーの言い値で、焦点距離が0.5倍、すなわち750㎜相当の望遠鏡になるというもの。
接眼部に取り付けるため、外見上は全く変わりません、
上が未装着、下がレデューサを装着したもの。
0.5倍になるというのは公称で、機材ごとに異なり0.5~0.7倍になるということでしたが、低倍率の度合いは0.6倍くらいに見えます。
レデューサの特徴として、F値が小さくなるので視野が明るくなるということがあり、下の装着後の写野は明るくなっています。天体は暗いものが多いのでこれは利点になります。
今回の機材組合せだと、画面のケラレが発生していて、実質的な視野はほとんど変わらないようです。今回の天体カメラではCMOSセンサーが大型なのでこの問題が生じたようで、センサーが小さなカメラであれば、広視野になりそうです、、、
ただし、なぜセンサーの大きなカメラ(高価なカメラ)を使っているかといえば、広視野にしたいがためであり、結局、私の場合はこのお手軽レデューサでは目的は達成できなかったということです。
同時に屈折望遠鏡もレデューサを装着。
こちらのレデューサは本式のもので、値段も上記のお手軽に比べれば10倍以上します。
望遠鏡本体にねじ込む形で、この望遠鏡だと400㎜の焦点距離が280㎜に短縮でき、視野は1.4倍広くなります。
冬の銀河をこれで見れば、画面のあちこちに散開星団が見える、非常に明るい望遠鏡に生まれ変わります。
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