制服簡素化、毎年のよう
教育省が「ボーイスカウトとガールスカウトの制服を購入・着用させることは学校ごとの裁量」という通達を出す予定とのこと。
タイは基本「制服社会」で、公務員は一見軍服のような制服を着用しています。
小学校から大学まで基本制服があります。
小中学校は基本となる制服以外に、ボーイスカウト/ガールスカウトの曜日みたいなものが決まっていて、その日は写真のような制服を着て登校します。
これはパタヤ市内の学校でも実施されています。
この日は課外授業みたいなものが実施され、野外行進とか行われるようです。
この制服強制は保護者の間では軽減を求める声が大きく、時に制服を買うために親が強盗するみたい報道があるくらい、経済的な負担が大きなものになっています。
記事はこの制服着用は学校当局の裁量で変えることができるという教育省の意向であるとのこと。
でも、これって毎年のように教育省から発せられるもので、学校当局は一向に緩和していないようです。いうなればマッチポンプ。教育省は簡素化してもいいというが、実際に学校は簡素化する様子はない,,,ということ。
同様に校則の問題があり、女子であれば髪の毛の長さが学校ごとに厳しく制限されていて、これも廃止/見直しという教育省からの発表がありますが、実際には進んでいません。
学校/当局は制服を着せて服従精神を植え付けたいということなのかもしれません。

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