2018年に飛び立った君は

いつものように自分が見たこともない問題に出会うと、これは随分とマニアックな問題だなと思ってしまう悪い癖。
実際に、太陽系惑星の磁気について調べると、あまりいい資料ができません。
直径とか重量とかだと表化されたり、並べて比べた絵があったりとわかりやすいんですけどね。

「磁気のボーデの法則」というものがあるようで、角運動量と磁気モーメントを両対数でとると直線に乗る,,,というもの。
あとで調べると、地球のように内部にマントルがある惑星や、気体で出来ている惑星は、自転とともに磁気が発生するのだとか、、、となると気体惑星である③と④は排除。
上のグラフを見ると、火星の磁気は少なく、これは直径が小さいため芯の方まで固化しているからなのだとか。
そうなると地球とほぼ同じ直径の金星に磁気がありそうであり、地球直径の半分以下の水星にはなさそうなのだけども、結果は金星の磁気モーメントは全惑星で最低であり正解枝は②の金星。
…これで問題は解決。
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ただね、私は4年ちょっと前に天文に復活した「帰り新参」ではあり情状酌量してほしいのですが、ずっと天文ファンだっていう人であれば、これは即答してほしいもの。

水星については2008年、水星探査機メッセンジャーが水星の固有磁気を観測。
結果、水星内部には地球同様のマントルがあって、これが自転により磁気を発生しているようです。なぞとしては上図にあるように地球では磁気の中心が地球中心にあるのに対して、水星では北半球側に偏っているとのこと。
そして2018年に、国際水星探査計画「ベピコロンボ(BepiColombo)」でJAXAの水星磁気圏探査機「みお」(MMO)が、何度もあちこちフライバイしながら水星に向かっているところ。「みお」が水星磁気圏探査機であるということを覚えていたら、水星は選択肢からすぐに外せるはず。
水星には磁気があるという前提での詳細調査なんですから。

MMOとMPO。
MMOがJAXA担当の水星磁気圏探査機「みお」
MPOは欧州宇宙機関担当の水星表面探査機
2018年にアリアン5ロケットに乗って打ち出され、MPOとMMOは連結した状態で水星に向かっている途中です。ほとんどの人が忘れていると思いますが。
2026年に水星の軌道に投入される計画だそうです。