バイオリズムという言葉が流行ったのはいつごろでしたっけ？
　私のうろ覚え的な記憶では小学6年生頃だったような気がします。

　ネットで検索すると1960～1970代にブームになったとされています。
　多分、波状的に日本各地で流行ったのでしょうかね､､､私の身近では私が小学6年の頃だったという事かな…
　当時、バイオリズムを書き出す機械みたいなものがあって、誰それのバイオリズムはこれだ,,,とかいって、細長い紙に2－3か月分の波が書かれた紙を見た覚えがあります。
　私自身のバイオリズムの紙を持っていたかどうか、記憶が定かではありません。

　これですよね､､､もちろん当時はカラーではなかったと思います。
　身体能力の波、感情の波、知性の波。
　それぞれに周期が微妙に違うのでこれがズレてきます。
　波が重なるとか、上の領域から下の領域に移る時が悪いのだとか、いろいろと読み取りができるとされていました。

　当時、私はこれを全く信じていませんでした。
　誰かから入知恵されたのか、自分で考えたのか不明ですが、
　この波の作成方法は、生まれた時に各波が揃って出発し、日が経つごとに周期が違うので波がズレていき、また何日何か月か後に波が揃っているように見え、､､､と。
　その波のズレでカラダの好不調が予測できる,,,ということ。

　私が当時信じなかった理由は、
　「では同じ日に生まれた人は同じように、カラダの好不調が現れるのか？」
　「一つの産院でさえ、同じ日に赤ん坊が生まれる時がある、この赤ん坊たちは生涯、同じような好不調が現れるのか？」

　いま、ネットで検索するとこのバイオリズムの科学性について信じている人がいて、真面目に議論している人が非常に多いんですね､､､

　ただしもちろん、
・例えば女性には月経があり、一定の周期で体精神の好不調の「波」はあるんでしょう､､､
・地球を回る月との引力は非常に大きく、大洋で潮汐が起きるくらいですから、これが体に何らかの作用を及ぼすことを否定する材料を私は持っていません

　でも生まれた時から3つの波が動き出し,,,ということだけは、似非科学なんだと思います