タイ国内旅行11 タイ南部東海岸列車の旅③
美味しい夕食にもありつけ、ビールをホテルで飲みながら今日を振り返っています。
ビールを飲みながら書いていますが、いささか眠いです。明日はチュムポン6時半発始発に乗車、12時間かけてハートヤイまで行きます。
ちなみに今日の宿泊地、チュムポン、タイ南部の最も北に位置する県でバンコク方面から見ると南部の入口に当たります。夜来て、駅前の屋台で飯を食い、明日は早朝発でさらっと通り過ぎるわけですが、ここはタイ南部の東海岸西海岸の分岐点でもあり、今回は列車で東海岸を南下しますが、次回は西海岸、プーケット、クラビなどアンダマン海方面を旅しますので、バスでチュムポンまで来て、また一泊するつもりです。
今日の列車は常時、5〜6人の売り子が行ったり来たり、1分と絶えたことがありませんでした。網棚に片方の荷を引っ掛け、もう一方の荷を売りつけているところ
10B。氷いっぱい入り。かち割りだから、あまり衛生的じゃないかも。コーヒー、甘茶、レモン茶。甘ったるくて、無くなるとすぐ喉が渇きます
これが秀逸。皆さん、ホアヒンを過ぎるまで車内弁当を買わないんですよね、12時を過ぎているのに。
ホアヒンで売り子が交代して新しい荷とともに乗車してきます。バナナの葉を器にして、ジャーからご飯をよそい、1人分ずつビニール袋に入れてあるカレーをかけて提供。
南部風のパンチの効いたカレーご飯でした。見事に一車両、このカレーばかり。
高速鉄道を建設中で既存の駅をいたるところで壊し、延べ床面積で10倍以上の新駅を作っています。作ったって無駄なスペースとなるだけなのに。
国鉄南線の高速鉄道は低盛り土というか、既存鉄道と同様に地べたを走るようです。一部、平面曲線改良で別線にしているところもありますが、基本、現況の鉄道用地内には作るようで、新聞紙上では高速鉄道と言っていますが、単に複線化+交差道路の立体化のようです。タイ国として賢明な選択だと思います。
作っている構造物としては、縦断勾配を稼ぐためにU字形に作った横断橋がほとんど。
河川橋は出来上がったものは数橋、進捗はまだまだ
今日はこのグリーン標識ばかり、工事中20kmにスピード落とせ
トタン屋根の飯場
ちょっとはマシな飯場
橋脚用のプレファブ鉄筋を落とし込んでいるところ。日本じゃできないんですよね。
まず太径で多段配筋、籠が重くなりすぎ、継手箇所もとりわけ難しい、、、
早々とレール敷設。現況は単線でこれを切り替えながらの施工となるので、現地にはもうレール枕木バラストが山積み。路床はあちこちで出来上がっていたので、半年一年で新線での部分供用が始まりそう
立ち入り防止柵で仕切って、踏切立体が出来れば踏み切りを無くしてしまう。列車はスピードアップするでしょうね
正面の山 カオルアン 王の山 と言います。線路から稜線まで12キロほど、山の向こう側はビルマーミャンマーです。
今日もずいぶんと見ましたが、どちらが目立つと思われます? 王妃はこの写真が多く使われます。














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