遠足取止め指令 また県内移動のみ
例えば、高校レベルの修学旅行で、海外に出かけて惨事に出会うということが日本でもあり、特定の国とか海外への渡航そのものを控えるようになるというのはあったこと。
今のご時世、中国に修学旅行に行くなどは「暴挙」でしょうし、、、
タイでは地方県からバンコクへの遠足にやってきて、交通事故でバスが防護柵にぶつかり、車両火災が起きて23名の職員児童生徒がなくなりました。
教育大臣がこれを受けて、下記を指示。
・必要がない限り遠足の企画を中止せよ
・遠足は県内移動のみで行うべき
教育大臣も何かしなければならないとなると、こういう指示を出すくらいしかないのでしょうけども、極端に振れています。
今回の遠足ですが、学校が小規模ということもあり、6歳から15歳の児童生徒を対象としたものでした、、、これって同じところに同じ時間割で行くのムリですよね。
まあ我々が考えるより、年長者が年少者の面倒を見るというのがタイですので、同じ行程でもうまく回れるのかもしれませんが。
今回のバスはプロパンガス車だったようです。
タイでは燃費換算だとガスの方が安い場合があり、ガソリン車を購入した人が整備工場でトランク内を改造してガスタンクを積めるようすることが行われています。
当然当初から想定しているものではないので、安全性は劣ります。
今回のバスがどうだったのか不明ですが、少々側面をこすった程度でガスパイプが破損して爆発炎上したということは、そういった問題点があったのでは?と思うわけです。
と、ここまで書いて新しいニュース記事。
ガスボンベが本来置いてはいけない客室の下に2本設置されていたとのこと。
合わせて運転手席横にもさらに1本のボンベがあったとのこと。
そしてガスパイプの損遮断弁が事故の影響で損傷していたようです。
また緊急ドアが開かなかったことが確認されたようで、これは整備不良だったのか、あるいはステップ上に荷物を置いていたなどの運用面での問題があったのか、、、。
タイには車検制度はありますが、車両検査場で簡単な検査でパスすればいいだけですので、存外、整備不良車が走っているのでしょうね。
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