太陽望遠鏡 半日検討して安易な案に
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太陽を観察するときに、左側白色光による黒点が写った写真と、右側Hαによるフレア写真を並べます。
実務的には黒点は全てナンバリングがなされているため、黒点写真を見れば太陽の天地がわかります。また黒点位置にHαで見られる多くの現象が起きているので、2枚の写真を並べる方がいろいろと便利な点があります。
今回購入するPSTはHα専用望遠鏡なので、この望遠鏡では太陽黒点は見えません。
黒点を見るためにはフィルタで太陽光を減光させる必要がありますが、通常の望遠鏡で観察可能です。
これは一つの例ですが、2本の鏡筒を並べて1台の架台に載せています。
こんな感じで、黒点用とHα用の2本の鏡筒を同架して太陽観測するのだろうなというのが当初のイメージ。
このように組むにはいろいろな課題があり、
① 2本の鏡筒を載せる連結台
② 芯合わせ機構(最低限いずれか一方はXY方向に動かせることが必要条件)
③ カメラの画角検討
このうち、①については解決、②については暫定的にOKとなり、③については何とかやりくりしよう、、、ということで半日が終わりました。
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よく考えてみると、そもそも2本の鏡筒を同架する必然性はあるのか?ということ。
天体観測は主として夜行いますので、暗い中でガチャガチャ望遠鏡をとっかえひっかえしたくないという思いで、明るいうちに必要な鏡筒を同架して暗くなるのを待つわけですが、太陽観察は昼間行い鏡筒を組み替えること自体容易なので、無理やり同じ架台に載せる必要はないのでは?、、、と一旦思うと、今回はやめておこうかという結論に。
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