タイチャナもモーチャナもアプリの名前です。違うアプリのようですが、ともにスマホにダウンロードして、自分の足跡をタイ当局の監視下に置く、というものです。

　ちなみにタイチャナはタイ・勝利という意味、モーチャナは医者・勝利という意味と理解できます。

　上記はタイチャナの流れ図です。DLして個人情報を登録。店は屋台も含めQRコードを取得でき、客は入店の際に店頭に掲示されたQRコードを読み取ることにより、足跡を登録する。これにより混雑状況が事前に把握できるという客側のメリットがある､､､とのこと。

　最初の総括説明ではまだ開発段階とのコメントでしたが、のちの英語による説明では明日（5/15）から稼働と説明がありました。強制力はないものの、（多分、）最初は係員が店頭に立ってちゃんと稼働していることを確認するのでしょうね。

　データの利用は医療関係者のみ、仮にCovid-19の感染が確認された場合、一斉に立ち寄り客を捕捉できるようにとのこと。

　こちらはモーチャナの導入画面。政府は先ほど、5/16よりプーケット空港の使用を再開すると発表しました。現時点で、空港あるいは陸路でプーケットに来る客に対して、例えば14日間の強制的検疫を課すかどうか、現時点では不明ですが、現時点ではこのアプリDLが義務付けられそうであるとのこと。

　一足先に開港したチェンマイ空港でも、このアプリと同様のものをDLするよう求められるようです。自己検疫場所として指定した自宅orホテルを登録し、ここから離れると自動的にその事実が当局側に伝わるというもの。仮に些細な用事で外出する場合には、このアプリで自分の位置情報を更新する必要があるようです。