赤道儀①の機材と観望リスト
ここ数日、次回12月新月期星見遠征での観望リストを作成。
一台目の鏡筒はΦ103㎜屈折鏡筒を想定。
これに0.6倍のレデューサを入れて焦点距離を420㎜まで短縮しf/4.1にしたもの
この鏡筒で狙う対象は「散開星団」と決めていて、220ほどの天体をリストアップしたところ。
散開星団は星の分散度合いや個々の星の色、そして星を取り巻く分子雲の状況など見ていて楽しいというか、美しさに感嘆します。
ただし星として特殊な波長を含むわけではないので、光害にあふれるパタヤだと街の光に紛れて観望対象にはなりません。
星見遠征では光害のないタイ北部の山の中で星を眺める予定で、散開星団を見る絶好の環境になるはずです。
現時点で226の散開星団をセレクトしています。
今回使用するΦ103㎜鏡筒と11.3㎜×11.3㎜センサーカメラを使うとして、画角の中にうまく収まり見栄え良さげになるものが約100星団。
さらにこれを春夏秋冬に分けて、今は秋なので「秋の星空」に限ると22対象となりました。実際には夏の星空も春の星空も見えるのでおよそ50くらいは撮影に適する星団がありそうです。
どんなにコンを詰めても一晩10天体くらいしか撮影できませんので、これだけあれば次回遠征には十分と思います。
中心矢印のチョット上にあるNGC6939散開星団とC12渦巻銀河(通称、花火銀河)。
カシオペア座の二重星団



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