タイ観光局のブランドは「アメージングタイ」、「Amazing Thailand」ですが、これを「Amazing Trusted Thailand」に変更するそうです。

　タイ政府としては新規まき直しで観光に力を入れていこうとし、健康と安全を新しいプロモーションキャンペーンの最前線に置いて、外国人観光客の信頼を築きたいようです。

　Trusted､､､信頼されたとでも訳すのか、「タイの効果的な公衆衛生制度」が「信頼された」と自画自賛しているようです。

　タイの公衆衛生､､､というか、Covid-19の状況ですが、たしかに、アジア先進国の日本や韓国、隣接のマレーシアなどと比べて､､､いわんやヨーロッパ米国に比べ、感染を封じ込めているという点では、誇るべきところではあります。
　ちなみに、上表で「✖」を付けた諸国は、同じグラフに書けないほど、収束にはほど遠い状態です。

　TAT（タイ観光局）としては、制限付きではあるものの6/1から観光客を受け入れたいとしており、その最初は「サムイ島などの離島観光に限定して開放」としています。

　離島はほぼ観光のみで経済が成り立っており、観光客を離島だけに封じ込めておけば、検疫体制も十分にとれる､､､とのことのようです。

　上記は、あくまでも「案」ですからこの通り行くかどうかは不明ですが、本来の観光が復活するのは10月ごろ～としています。

　うがった見方をすれば、現在5月ですけども、これから観光のオフシーズンになり、もともと観光客の少ない季節ではあり、現時点で無理やり観光を本格再開して、「第二の波」が発生するより、観光客は控えめに受け入れ、世界全体が落ち着くまで待つ､､､というのが本音のようにも見えます。