タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行08 ミャンマー国境スリーパゴダパス⑦

カンチャナブリへ戻るバス便が欠便であったため、4時間ほどサンクラブリで待つことになり、モンブリッジが見える付近の歩道橋のあずま屋で時間つぶし。

ベンチに寝転がって本を読んだり、、、

สะพานไม้อุตตมานุสรณ์ サパーン・マイ・ウッタマヌソーン
サパーンマイは木橋という意味。以下不明。ちなみに、タイ語の下はビルマ語です。

橋の手前に見えるのはボートハウスです。
 このダム湖はカオレム湖といって、巨大な人工湖で、多分、何万人分かの人たちの住居と、泰緬鉄道が水に沈んでいます。住まいを失った人たちは、別の替地を貰ったのでしょうが、住み慣れた文化圏から離れられず、水上生活者になった人も多いのだと思います。
 また、一因として、無国籍問題もあるのかもしれません。国境を自由に行き来している人たちは、タイ国民である確実な証拠がないとして、タイ国籍が得られません、、、ダム補償ももらえなかったのかもしれません。

雨が降ってきました。歌川広重の「名所江戸百景 隅田川」のような驟雨でした。
橋の上の人々は、傘や雨具を着て斜めに降る雨を避けています。

こんな感じです

この山の向こう側を泰緬鉄道が通っています。国道はこの山の手前側を通っているわけですが、多少の上り下りはありますが、国道の平面線形は素晴らしく、高盛土/切土、高架橋などありません。
 泰緬鉄道はクウェー川(旧称メークロン)沿いにスリーパゴダパスに到達しますが、川沿いに路線を求め、結果、川に張り出す無茶な高架橋や岩を切り崩す切通しが生じました。山一つ手前側であれば、高架橋も切通しも無く(少なく)済んだのではないかと思います...ただし、この線形は日本軍が最初に選んだのではなく、英国軍の比較路線の中から選んだようであり、また、日本軍の工事着手より以前に、一部が着工されていたようでもあります
 いずれにしても基本中の基本、路線選定が正しかったのかは?が残ります。

カンチャナブリ、外国人旅行者の多い通りで、あえて、タイ人ぽっく、路肩の屋台で夕食。一通り注文が終わって、ビール、と注文すると、セブンで買ってこいとのことで、缶ビール2本。

最初に来た料理。豚挽き肉と野菜、春雨をソムタムのようにあえたもの。酸っぱ辛く、ビールが進みました。