タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

実体のない学生生活 教育ビザの取消

 ポーランド人37歳は、
・2019年10月10日に、タイ南部マレーシアとの陸路国境からタイに入国。90日間の滞在ビザが発行された。
・彼の最新ビザの期限は2023年9月24日まででタイ北部ビルマ国境のチェンライ発行されたもの。
・取得したビザは「教育ビザ」でタイ語学校等での授業の受講、一定以上の出席実績が必要であったが、教育を受けている状況が確認されず、ビザは取消。
・上記により、現時点で36日間のオーバーステー状態になっている。
・彼はタイ南部のリゾート地サムイ島に滞在していて、現地警察により逮捕。
・彼には、ポーランド警察当局から暴行と弾薬不法所持の件でインターポールを介しての逮捕状が発行されていた。
・不法滞在の罪に問われ、国外追放。ポーランドで所要の罪状により罪に問われる予定。


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 いよいよ「教育ビザ」に警察の手が入ったようです。
 パタヤの街中には「ビザが取れる」をうたい文句に語学学校が数多くあります。
 その多くはビザを発行したらおしまいで、学生は語学学校に出席せず、そのままパタヤを離れるか、夜の街で酔いどれになっています。


 本来であれば、学校側は「学生」の授業への出席を確認して、出席状況が基準を下回れば、イミグレに連絡して教育ビザの破棄を行う必要があります、、、学校側も同じ穴の狢なので、出席状況を偽造しているのでしょう、、、教育ビザが取り消されたみたいな記事は未だかつて見たことがありません。


 今回の場合、真面目な語学学校だったのか、学校所在地からかけ離れた遠隔の地に所在していることを咎められたのか、あるいはこのポーランド人が悪さをしていて、警察として教育ビザ取消で強制国外退去を目論んだのか、真相はわかりません。


 ともあれ、真面目にビザを取ってタイに暮らしている人間にとって、不正行為でタイに居続ける人たちが一掃されることを望むばかりです。