タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ワクチン接種状況

 以下は、ブルームバーグのサイトから見られる、世界と米国各州でのワクチン接種率のマップ

https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/ 


ワクチンと言っても、現時点では、
++ 90%以上の有効性を示しているファイザー/バイオンテック、モデルナ
++ 50%程度の有効性と言われている中国ワクチン
++ その中間の英国アストラゼネカ/オックスフォード
++ 全く未知のロシアワクチン
とあるので、接種率がすなわち抗体獲得の一歩かどうかは不明なのところ。


 特に中国は、自分たちでは「非常に有効だ」と言いながら、自分の国での接種が1%程度なのに、タイやラオスカンボジアにワクチン引取りを要求している状況。


 上記地図を見て明るい情報は、ヨーロッパ諸国で接種が開始されたこと。これらの国は人口が少ないので、接種手順等が確立されれば、急激に接種率が上昇するのではないかと期待するところ。


 米国の状況は下記で言及するとして、最も危惧するのは、中国が有効性の低いワクチンを国民に接種させ「ワクチン接種率が高くなったから中国国民の往来を自由に認めろ」と言い出すのではないか、、、ということ。現時点でロシアはそれほどの政治力は無いので、ごり押しはしないと思いますけど。


 ちなみに、タイは現在、アストラゼネカ製の使用がやっと許可されたところ、、、でも国内にはワクチンはなく、2月ごろからボチボチ輸入されるとのこと。

 わが日本はリストに載っていませんね。
 政府がだらしないから?
 国民が本心ではワクチンを欲していないから?
 まあ国民性から、やるときはやるのでしょうが、スタートは遅め。


https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/
 アラスカとウェストバージニア、ノースダコタで人口の7%以上。


 このマップを見て行くとトランプ支持州での接種率が何となく高そうに見えます。トランプの嫌がらせだと思うのですが、ワクチン供給率のマップもあって、供給率の高い州が接種率も高く、トランプ支持州の供給率が何となく高そうにも見えます、、、


 ということもあってか、州自らがファイザーに掛け合って、供給量をもっと増やしてほしいといっているようです。


 現在、米国では1560万人に第1回目の接種が完了しており、先週実績では80万6千人/日だそうです。
 バイデン新大統領が100日で1億人と言っているようですが、これは1日100万人のペース。順次接種作業も効率的になっているようなので、100日1億人は達成されそうな状況です。もちろん、28日後からは2回目の接種も加わりますけど。


 100日後に1億人、、、ということは国民のおよそ1/3。
 米国にもワクチン懐疑論者はいるでしょうし、国民全員がワクチン接種することはないでしょうが、米国は現在、新型コロナ第3波の真っただ中、これがワクチン接種で急激に改善されれば、「ワクチン打って自由な活動を再開しよう」と経済活動も順次、元に戻っていくという期待が持てます。