タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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Covid-19ワクチンの現状(1/29)

 ワクチンの現状として、全世界で8640万ドース接種され、これは1日当たり約420万ドースの摂取量となります。

 上表はワクチン接種量上位18位までの国地域での人口100人当たりの接種比率順に並べたものです。
 現在、世界66か国でワクチン接種が開始されています。
 この表は接種総量の上位国でソートしています。例えばセイシェルのような島国も27%程度の接種率になっていますが、人口が少ないので表には出てきません。
 ロシアは全くデータ更新されていません。
 中国は発表が8日程度ごとに発表しているので、順位付けするのは不適当で、また人口が大きいため、他の国で接種率が上がると、やがて表からは消えていく可能性があります。
 ちなみに、世界66か国の中に日本は含まれません。


 イスラエルが第1位、接種量は1回目と2回目に分けられて表示されており、国民の31.5%が1回は接種を受けており、2回目まで受けている人は16.5%。
 接種ペースとしてはちょっとダウン気味です。世界どこでも、ワクチン接種に懐疑的な人はいますし、イスラエルはアラブユダヤの混成国家であり、考えたくはありませんが、人種間で接種の順位が異なっている(ユダヤ人が優先?)などの特殊事情があるのかも(←あくまでも邪推の範囲)。

 上記はイスラエルの新規感染者数ですが、一時期8000人/日だったものが6500人台まで低下。接種されているワクチンがファイザー/モデルナ系だと思われますが、これらは1回目接種からほぼほぼ有効な抗体を作り出すため、現時点で国民の3割以上が1回目接種を終えている状況なので、これからグッと減っていくのでしょう、、、


 米国の例。1日126万人(週平均)の接種。増加傾向にあります。
 国民の6.8%が1回目の接種を終えている状況。
 米国の場合、トランプがワクチン製造を戦時中の生産法に準じるとする大統領令を布告しており、当面、米国で生産されるワクチンのすべてが米国民に対してのみ供給され、かつ生産が追い付かない分は他のメーカーに生産を委託するような体制になっています。


 日本政府がファイザーなりモデルナと契約を結んで国民すべてにワクチンがいきわたるようにしていたとしても、米国生産品は、当分の間、日本は輸入できません。当面、武田薬品などが委託生産するのでしょうが、生産量が追いつくかどうか、、、。


 米国の接種量に着目するのは、米国でワクチンがある程度いきわたらないと、日本やタイなどにワクチンが廻ってこないということであり、逆に、米国での充足率が高まれば、世界最大の生産規模を有するアメリカから怒涛の如く、ワクチンが世界に広まっていく、、、と予想されるからです。


https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/