ノスリ
Eastern buzzard (ノスリ)
学名はButeo japonicus。
Japonicusとありますが、日本固有のという意味ではなく、察するに、江戸末期、
日本に来た外国人が標本を持ち帰り、種として定まったということなのだと思います。
手元にタイの図鑑がないので定かではありませんが、
e-Birdというサイトを見ると、タイでの観察例もあるようです。
最初に見た時の姿勢。
目の方向に休耕田が広がっており、ネズミとかがいるんですかね。こちらには無関心。
並行して道があり、だんだん近づいていって、一番近づいたところで、
こちらに振り向きました。だからと言って、すぐに飛び立つ感じはありません。
じっくり見ればかわいい目をしています。
と思うまま、すっと飛び立ちました。
飛び立った瞬間なので、静止していた時のシャッタースピード。
スピードが出ていないためか、それほど、ブレを感じません。
茶色い猛禽類というと、トビがいますが、羽裏を見ればトビとは違う感じです。
尾っぽもトビに比べ短く、あまり悩まずにノスリに同定。
付近でミサゴ(オスプレー)を見た人がいて、最初にミサゴを疑いましたが、
胸に茶色い帯があるので、これもノスリの特徴です。
Eastern Buzzard - eBird
こうやってみると、日本での観察例が多いです。これは、野鳥観察家が多いからでしょう。
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