タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

カオディーン浜

 カオディーン浜では午後3時以降、クロサギが見られるとのことで、午後再訪。
 正面に石積みが見えますが、朝方来た時には、この石積みが半分くらい水に浸かって
 いて、左端の方から石積みを乗り越えないと先に進めない感じでした。


 この先に、カオディーン運河(あるいはカオディーン川)の河口があります。

 南下して、逆に向いてカオディーン河口の方を見た図。
 朝方は、白い家の際まで海水が来て、画面右手に木の柵が見えますが、そこも水の下
 でした。

 最初から海辺の観察なので、潮の状況を確認しておけばよかったのかも。
 朝方は7時ごろ、当地に到着していますが、満潮の一歩手前の状況でした。

 海辺で水鳥の観察というのは、私としては稀なシチュエーションで、段取りというか、
 勝手がよくわかりませんでした。


 午後、満潮から干潮になると、手前の浜辺が段々と伸びていくだけでなく、
 遠浅の海の先の方で、浅瀬が出来てきて、これが時間とともに干潟になります。
 そういうところに水鳥って来るんですね、、、という割と基本的なことを改めて発見。

 カオディーン川河口。左手に集落があり、漁船の倉庫等があって、
 こちらの岸に水鳥はいません。

 カオディーン河口の対岸を見た図。
 マングローブの森があり、この前浜はこの日の朝、写真右手方向からの侵入を
 阻まれました。今、遠くを見ると砂浜が繋がっていますから、十分進入できそうです。


 朝方、暗い中、砂浜を見るとダイシャクシギ(初見初撮り)がいるのが見えました。
 今、前浜が広がっただけではなく、手前側に広大な干潟が広がって、
 鳥たちはエサを啄んでいます。


 手前に見えるのは海でもあり、カオディーン川でもあるところですが、山のミネラル分を
 豊富に含んだ水が河口部に流れ込むことで、プランクトンが育ち、カニや貝類が集まり、
 それを水鳥たちが食べるわけですね、、、


 結局、単なる砂浜ではなく、こういった栄養豊富な河口部であるとか、川が運ぶ土砂で
 干潟が出来るようなところ、さらに干潮の時間に来ないと水鳥は観察できない、
 ということですね。 

 正面の森は、県立マングローブ保全林となっているようです。