タイではコロナ下以降、ロシア人観光客の受け入れを積極的に進め、90日間のビザなし渡航を許可していましたが、5/1からはこれを60日間に短縮するとのこと。

　ちなみに日本人の場合は30日で、一般的には30日となっていているので、従前ロシア人に認めていた90日間は戦争下という特別な措置であるようです。

　なぜ短くしたのかという明確な理由は公にはされていませんが、
　メディアでは、
・プーケットを中心にロシア人観光客が起こした種々の事件があること
・オーバーツーリズム（観光地にキャパシティ以上の観光客が押し寄せること）により、一般論としてタイ国内で問題が発生していること
・現在、タイに流入しているロシア人は、純粋の観光客ではなくて徴兵を免れるために入国している可能性があること

　タイとしては来るもの拒まず、お金を落としてくれればそれでいいという考えなのだろうと思いますが、ロシア人が大量に来てタイ全体で混乱が起きていることも事実。

　ウクライナ～ロシアの状況は以前より悪化していると思われる中、ビザなし滞在期間が短縮されているので、タイ政府としては順次、ロシア観光客の待遇を通常並に変えていくという方針なのでしょうね､､､妥当な方針だと思います