市長の制服
右側に制服を着て並ぶのがパタヤ市の幹部。要望書を受取っているのがパタヤ市長。
市長はいつも私服姿の写真でメディアに登場するので制服を着ている姿は珍しいです。
タイは王国で基本的に行政を行うものは、国王の下で職務をこなすという体になるので、行政官はこういう制服を着ます。女性も女性用の制服があり、男性用と同じカーキー色というかベージュ色というか、だいたいこのような色合いです。
ちなみに学校の先生も、ほぼ同様な制服になります。
一方、黒い私服を着ているのが先の選挙でパタヤ地区から立候補当選した前進党の議員候補です。タイでは選挙の検証等があり、まだ彼らは議員候補の身分で、7月頃に正式に選挙管理委員会が議員であると認定します。
記事の主旨は、次期議員が「テプラシット通りの工事の遅れ」についてパタヤ住民を代表してパタヤ市長に苦情を申し立てたというもの。
これに対してパタヤ市長は、苦情を受入れ地元住民の懸念に対処するとしました。
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日本だとどうなんでしょう、一般に国会議員が当選すれば、市長の方が当選おめでとうございますと駆けつけるような感じだと思いますし、また、市長が要望事項を取りまとめて国会議員のところに行き、中央官庁に働きかけしてくださいと頼みに行くと思います。
パタヤと首都バンコクだけは、特別法で市長/都知事が公選制で選ばれますが、その他の地方行政では首長は国から派遣された行政官です。
選挙で選ばれた国会議員より地方行政官の方が偉い、、、そんな感じの写真ではあります。
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