アンタレスが月に隠れる「アンタレス食」があるとのこと。

　つい1時間ほど前までは太陽を見ていたのですが、タイは雨季でありまあこうなるでしょう。

さそり座の一等星で赤色超巨星のアンタレス【今日の宇宙画像】 | sorae 宇宙へのポータルサイト
　アンタレスの食があるということからか、SNSにこのような画像が投稿されました。
　四半世紀以上天文から離れていたので、恒星が「面積を持って」見えるようになっているとは。

　アンタレスは太陽から550光年先の恒星で赤色巨星、太陽の230倍の直径を持つようです。「近く」て大きな星だからか上記のような濃淡がある形で「見える」わけですね。

　アンタレスは星としては末期の星であり、ガスを周辺に放出しながら大きくなったり小さくなったりしています。周辺に放出されたガスはIC 4606と呼ばれる星雲となっています。Hαも出ているようですが、電離した鉄の輝線で光っているようで。