パ―イの吊り竹橋
Pai BamBoo Sling Bridge というのが英名
右側に斜路が見え、斜路下端が現地盤緬なので、3m程度は持ち上げています。
つり橋の全水平力を両端の主塔で対抗する構造なので随分と頑強にできています。
竹橋とはいってもグレード高め。
橋面の下の軸方向に4本のワイヤーが通っていて、50センチ程度ピッチでこれらを横方向に繋ぎ、竹製の縦桁が軸方向に通っているという構造。
3本の竹製の手すりが見えますが、一番上の竹に被る形で水平方向のワイヤーが通っていて、吊材はこの水平ワイヤーと固定するためにぐにゃッと曲がっています。
逆にいえば懸垂している吊りワイヤーには力がかかっていないように見えます。
縦方向の竹材と、竹を割って広げた形の橋面材、それを押さえる竹材が見えます。
横方向材は竹を割って広げたものなのであまり大きな力には抵抗できなさそうです。
一応、人しか渡ってはいけないとされていますが、階段には自転車等を押して上る斜路が付いているので自転車くらいは渡りそうですが、それが精いっぱいのように見えます
この橋の右岸側はパーイの街のメインの寺院のようです。
寺院はビルマ風の建物で、当日は少数民族の子供の祭りが開催されるようでした。
ピックアップトラックを飾り付けて山車にするようです。
タイのアルアルですが、寺院のそばに橋がある、それは信者の喜捨によりつくられたもの、、、、という不文律がここでも守られています。
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